ルッカ最後の朝を迎えた。移動しなきゃいけないと言う緊張感からか夜は数時間おきに目が覚め、５時半起床の早い朝になった。
チェックアウトに時間がかかってバスに乗れないなんて事のないように早めの行動をした。お陰でバスを待つ事３０分。満席のバスは定刻通り出発した。バスの中は学生らしき人が多かったような気がする。
ヴェルディ広場はバス発着場所でもある。Lazzi社のバス。
１０時過ぎにフィレンツェに到着。このバスはフィレンツェ直通なのだが１時間ちょっとかかった。まず先にオルヴィエートまでのチケットを買った。大きな駅はいつも行列だ。アレッツォに行った時と同じ列車である。今日も遅れるのだろうか・・・。とにかくチケットさえ買ってしまえば一安心。
それから０．６０ユーロ払ってトイレに入った。何とここで事件発生！かなりビビってしまった。鍵が開かないのだ。いくらカチャカチャ回してみてもダメ。時間は過ぎるし焦りまくった。電車に乗り遅れるくらいなら許せるけどトイレに締め出されたままだったらとドキドキものだった。するとカチッと開いた。え〜っ、なんで？お掃除の人が通りかかったみたいだけど外から開けてくれたのかしら。目が合ったけど何も言わないし、ニコリともしない。よくわからないけど心の中でお礼を言った。あ〜良かったぁ。
そうこうしているうちに列車がホームに来た。平日なのでそんなに混んでなくて、ちゃんと座席に着けた。列車はほぼ定刻にホームに来たけれど、１０分ほど遅れて出発した。まずまずだ。後は車窓の旅をしながらオルヴィエートまでだ。
素晴らしい景色を満喫しながらオルヴィエートに到着した。駅を出たらすぐフニコラーレが見える。早速チケットを買って乗り込んだ。乗車時間はほんの２〜３分位かな、絶景と思われるほどいい眺めであった。
ホテルまではここからは徒歩になる。そんなに遠くはないけれど緩やかな上り坂がキャリーを引く腕には応える。ホテルはメイン通りに面しているのですぐわかった。チェックインして部屋に入る。へぇ〜なかなかいいじゃん。広いし、ベッドはダブルサイズで大きいし、窓を開けるとちょうどホテルの前のコルソ通りだった。気になるシャワーは固定式だったけど全然OK！安心したのか急に空腹感が襲ってきた。
ＡＬＢＥＲＧＯ ＣＯＲＳＯはこちらから ★★
町並みを拝見しつつ昼食だ。ネットなどで目星をつけていた店が休みだったり見つけられなかったりで探し歩く事かるく３０分。いい加減疲れたし空腹感はさらに倍増で、もうどこでもいいから入っちゃえって事になった。どの辺を歩いているのか全くわからなかったけれど、ふとトラットリアを発見。ピンとくるものがあって入ることに決めた。ほとんどが地元のお客さんのようだ。これはいいかも。メニューを見てもよくわからなくて隣のテーブルの人が食べているパスタが美味しそうだったので聞いてみた。するとその人が「Buono！」と笑いながら言ってくれた。プリモはそのパスタにしてセコンドにはお肉を、もちろんワインも白をオーダーした。パスタはまるでうどんのようで美味しいッ。間違いなくブォーノの店だった。
TRATTORIA MEZZA LUNA はこちらから ★★
ここはトラットリアのある場所。なかなかいい雰囲気だ。
これから町を眺めて歩こう。
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