4日目 2月13日  ベニス・フィレンツェ編  − フィレンツェに移動 −


ヴァポレットに乗って撮ったものです。どの辺り
かは・・・。



列車の中。6人ずつに分かれたコンパートメン
トタイプ



夜のアルノ川



どの辺りかは忘れました。アルノ川から駅まで
の道のりで。
今日はフィレンツェに移動する日。午前中はベニスの町を存分
楽しみたい。朝4時に起きて写真見ながらこんな事を考えてい
た。
荷物を整理してホテルをチェックアウトする。
一先ずスーツケース類は駅に置くことにした。その前に大変な
事が起きた。今思えば大した事ではないのだけれど。サン・マ
ルコからヴァポレットに乗ってサンタ・ルチア駅まで行く予定だっ
たが、あまりの人の多さで降りる事ができず、そのままリアルト
まで行ってしまったのだ。降りようと思ったら乗ってくる人が先。
船の中は身動きできない状態だった。仕方なく引き返したと言う
訳だ。旅行中こんな事が起きるなんて、日本であれば電車では
よくある事だ。ちょっとしたハプニングであった。


リアルトに行って近辺を見て回る。あてもなく歩いてみるが飽き
ない町である。何度も通った道なのかもしれないが、毎回印象
が違う。ホントに不思議な町だ。あまりに細かな道なので、2度
と同じようには通れない。広場などに出て「さっき通ったかもしれ
ない」と気づくほどである。

11時半ごろ昼食にした。中華料理を食べる事に。まだ店には
誰もいなかったが、昼過ぎるとボチボチお客さんが来てた。中華
の味には懐かしさを感じる。まだ3泊しかしてないのに。そして
中華は安く食べられるのですごく安心する。
お腹いっぱいになったところでサンタ・ルチア駅に戻った。


13:29 IC707に乗ってフィレンツェを目指す。初めてのコンパ
ートメントに乗る。私はこのタイプに密かに憧れていた。日本じゃ
まずない。列車内は空席だらけで、1室をゆったり使うことができ
た。静かでいい。
列車の窓から見る風景も旅の一つの楽しみ。山間が続きボロー
ニャに到着すると雪が舞い降りていた。ごくごく僅かな。「フィレ
ンツェはもしかして雪??これ以上寒くなるのだろうか。」と内心
ドキドキしていた。実際山には雪が積もっているし、どうなんだろ
う・・・。
さらに山間が続き、ベニスから3時間ほどでフィレンツェに到着し
た。やっぱり寒い。雪はなかった。良かった。
3時間という長時間ではあるが、飛行機と違って列車はそんな
に長く感じない。車窓からの景色が、単なる移動と感じさせない
からだろう。


フィレンツェの石畳の道に重たいスーツケースをガタガタさせて
ホテルを目指す。駅から近いはずなのにとても長く感じた。
ホテルはこじんまりとして可愛らしい。自分の部屋にでもいるよ
うな錯覚になる。それだけ普通っぽく感じる。とても居心地良
い。ホテルの方もとても感じ良かった。


夕食の買出しに6時ごろ外に出てみた。アルノ川に行ってみる。
灯りが点いてとてもきれいだ。写真を撮ってみたのだがやっぱり
ボケていた。写真には写らないもっときれいな部分を自分の目
に焼き付けておいた。今でも私の心にしまってある(かなりキ
ザ)。
駅近くのピッツェリアでピザやサラダをテイクアウト。ホテルまで
持ってくる間にピザのチーズが固まっていた。ピザはあったかい
のがいい。
8時過ぎには寝てしまった。


昼食      天津  (他にプアール茶とアズキのデザートをオーダー)
ワンタンスープ
寒い日には暖かいスープが一番。
芝エビチャーハン
ご飯が懐かしく。
五目やきそば
味はあっさりめ。
鍋野菜いため
シャキっとした感じでいい
牛肉鉄板焼き
久しぶりのお肉。醤油の味が美味しい。
まだ誰もいない
お昼過ぎないと人が来ない。


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