ヴァポレットに乗って撮ったものです。どの辺り
かは・・・。
列車の中。6人ずつに分かれたコンパートメン
トタイプ
夜のアルノ川
どの辺りかは忘れました。アルノ川から駅まで
の道のりで。 |
今日はフィレンツェに移動する日。午前中はベニスの町を存分
楽しみたい。朝4時に起きて写真見ながらこんな事を考えてい
た。
荷物を整理してホテルをチェックアウトする。
一先ずスーツケース類は駅に置くことにした。その前に大変な
事が起きた。今思えば大した事ではないのだけれど。サン・マ
ルコからヴァポレットに乗ってサンタ・ルチア駅まで行く予定だっ
たが、あまりの人の多さで降りる事ができず、そのままリアルト
まで行ってしまったのだ。降りようと思ったら乗ってくる人が先。
船の中は身動きできない状態だった。仕方なく引き返したと言う
訳だ。旅行中こんな事が起きるなんて、日本であれば電車では
よくある事だ。ちょっとしたハプニングであった。
リアルトに行って近辺を見て回る。あてもなく歩いてみるが飽き
ない町である。何度も通った道なのかもしれないが、毎回印象
が違う。ホントに不思議な町だ。あまりに細かな道なので、2度
と同じようには通れない。広場などに出て「さっき通ったかもしれ
ない」と気づくほどである。
11時半ごろ昼食にした。中華料理を食べる事に。まだ店には
誰もいなかったが、昼過ぎるとボチボチお客さんが来てた。中華
の味には懐かしさを感じる。まだ3泊しかしてないのに。そして
中華は安く食べられるのですごく安心する。
お腹いっぱいになったところでサンタ・ルチア駅に戻った。
13:29 IC707に乗ってフィレンツェを目指す。初めてのコンパ
ートメントに乗る。私はこのタイプに密かに憧れていた。日本じゃ
まずない。列車内は空席だらけで、1室をゆったり使うことができ
た。静かでいい。
列車の窓から見る風景も旅の一つの楽しみ。山間が続きボロー
ニャに到着すると雪が舞い降りていた。ごくごく僅かな。「フィレ
ンツェはもしかして雪??これ以上寒くなるのだろうか。」と内心
ドキドキしていた。実際山には雪が積もっているし、どうなんだろ
う・・・。
さらに山間が続き、ベニスから3時間ほどでフィレンツェに到着し
た。やっぱり寒い。雪はなかった。良かった。
3時間という長時間ではあるが、飛行機と違って列車はそんな
に長く感じない。車窓からの景色が、単なる移動と感じさせない
からだろう。
フィレンツェの石畳の道に重たいスーツケースをガタガタさせて
ホテルを目指す。駅から近いはずなのにとても長く感じた。
ホテルはこじんまりとして可愛らしい。自分の部屋にでもいるよ
うな錯覚になる。それだけ普通っぽく感じる。とても居心地良
い。ホテルの方もとても感じ良かった。
夕食の買出しに6時ごろ外に出てみた。アルノ川に行ってみる。
灯りが点いてとてもきれいだ。写真を撮ってみたのだがやっぱり
ボケていた。写真には写らないもっときれいな部分を自分の目
に焼き付けておいた。今でも私の心にしまってある(かなりキ
ザ)。
駅近くのピッツェリアでピザやサラダをテイクアウト。ホテルまで
持ってくる間にピザのチーズが固まっていた。ピザはあったかい
のがいい。
8時過ぎには寝てしまった。
|